不安障害

【不安障害】

不安が伴う様々な症状が通常の限度を超えてしまい、行動や心理的な障害をもたら状態をいいます。その症状や種類に基づいて診断・治療が施されます。不安は元々は正常な反応でもありますが、日常生活にも支障を来たすほど強く長く続いたり頻繁に起こるようになり、それと共になって動悸や呼吸困難、めまい、不眠、イライラなどの身体症状(不安発作(パニック発作))が起こることをいいます。
不安障害には、社会性不安障害、全般性不安障害、パニック障害、心的外傷後ストレス症候群(PTSD)など、いろいろな症状が含まれます。また、障害が起こる周期や時間、強さも様々です。
原因として、ストレスに対する反応が不適切な場合や、遺伝、体の異常や薬の使用などが考えられています。

パニック障害:突発的な動悸(どうき)やめまいなどの発作に繰り返し襲われ,再発への恐怖心にとらわれる精神障害。不安神経症のひとつです。